
マヤ暦とは?

マヤ暦とは、中央アメリカ(現在のメキシコ周辺)の古代文明であるマヤ文明で用いられていた、社会、宗教、天文学、農業などの様々な要素が組み込まれた複雑なカレンダーです。
マヤ暦占いでは、マヤ文明で使用されていた神聖暦(ツォルキン暦)を使用します。神聖暦は20日の周期と13日の周期が組み合わさっており、20日の周期の一日ごとに「デイサイン」、13日の周期の一日ごとに「13ナンバー(トレセーナ)」というものが割り当てられています。この二つの周期が組み合わさることによって260日で一年とする神聖暦が成立します。
現代風にアレンジされたマヤ暦占いでは日付に対応して1から260のKIN番号というものを割り振ることで占いますが、本来のマヤ暦占いはデイサインとトレセーナの組み合わせによって、その人の人生をより深く、そして精密に解き明かしていきます。
マヤ暦を用いることで、その人の性格や本質といったことから、恋愛相性や運勢、その人の生まれ持った宿命など幅広い内容を詳しく占うことが可能となっています。

マヤ暦で何が分かる?

マヤ暦では時間を宇宙のエネルギーとして捉え、生まれた日や時によって異なるエネルギーが宇宙から注がれると考えられています。
自分が生まれた瞬間に流れていたエネルギーから本来の自分を理解することで、心身のバランスやリズムを整え、心豊かな毎日を送るための術を知ることができます。
マヤ暦とは人生をより豊かに過ごすための指南書です。その指南書に基づいた占いで自分の役割や目的を見出し、人生の方向性を教えてくれるのがマヤ暦占いです。

マヤ暦はなぜ当たるの?

マヤ暦はいくつもの要素が複雑に絡み合ったカレンダーであるため、ただ日付を表すだけではなく、人生や運命に関する様々な意味が隠されています。4000年も前に生まれた古代マヤ文明のカレンダーが現代にまで受け継がれているのは、マヤ暦が高い精度を誇っているからです。
マヤ暦は、天文学的に星の動きを読み取る運命学であると同時に、日々宇宙から注がれるエネルギーやリズムに着目して、個人の性格や意識、運勢や運気の流れを1日単位で的確に知ることができます。
そのため、マヤ暦占いは高い精度で占うことができるようになっています。




運命を象徴するマヤの
神々からのサイン・生命樹


自分の生まれた日を「誕生日」と呼びますが、マヤの解釈ではその日に聖なる時間を生きるために「デイサイン」を授かるとされています。それはあなたの「顔」であり「運命」を守護するもの。その他にも、その人の基本性質などを読み解くための「マヤ数秘」、無意識に語りかけてくれる「ナイトロード」があります。
そして、その人の「デイサイン」を中心に象られる「生命樹」を知ることで、その人の過去や未来、何が自分の内外に影響を与えるのかを知ることができるのです。

マヤンライフサイクル


古代マヤにおいて、脱皮は「死と再生」の象徴。人の魂や人格、内面もまた成長を重ねるたびに脱皮を繰り返しているのです。
ここではあなたに訪れる脱皮のサイクルと、次あなたに訪れるサイクルの意味や学びを明らかにしていきます。今後自分にどんな成長や変化の時が訪れるのかを知り、その成長のチャンスを有効に活かしていきましょう。

古代マヤカード


古代マヤカードとは、マヤの神々からの啓示そのものです。その時、その瞬間のあなたに対するメッセージを持つ神々が、あなたの前に姿を現してくれます。







いち早くマヤ占いの有効性に気がつき、マヤ文明の研究が進んだアメリカの文献を読み解きながら、独自の理論を組み立てた。日本におけるマヤ占い研究の第一人者。
1999年よりマヤ鑑定士としての活動をはじめ、現在は電話占いとメール鑑定をメインに活動。
マヤ占術を自在に駆使する、日本でも貴重な占い師であり、マヤ暦をテーマにした自身のブログを精力的に更新中。
有名人、実業家、経営者、作家やデザイナーなど、各界からの人気や信頼も高い。
また、自身のブログ、マヤ暦・カレンダー、携帯サイト、アプリなどの制作にもたずさわり、精力的に活動している。

古代マヤ暦占術研究家の弓玉でございます。
春分と秋分、太陽の光と影が蛇の姿を象りながら、ククルカンピラミッドに降臨します。
古代マヤ民族にとってピラミッドは「暦」でもあり、未来の約束や世界観、宇宙観を意味しています。
古代マヤ神聖暦とトナルポワリ秘教体系に基づき、あなたのタイプ、運命や使命などを見分けて占断し、皆さまが幸多き未来を選択するためのお手伝いをさせていただいております。
古代マヤの叡智や時の守護者のメッセージが、皆さまの光の道しるべになりますように。




マヤ暦における
デイサインとは?

マヤ暦には20日で一巡する周期があり、この20日のそれぞれに「デイサイン」と呼ばれるシンボルが割り当てられています。
20のデイサインにはそれぞれに秘められた意味があり、その日に生まれた人の性格や運命を決定すると言われています。
現代に知られているマヤ暦占いでは、デイサインに基づき、個人の顕在意識を象徴するものを「太陽の紋章」、潜在意識を象徴するものを「ウェイブスペル」として占います。
しかし、本来のマヤ暦占いでは、20デイサインを様々な方法で読み解くことで、性格の根源やこの世に生まれた理由など、その人の人生をより深く詳細に分析していきます。
以下に、20のデイサインとそのキーワードを紹介していきます。
20のデイサイン
キーワード
ワニ
イミシュ Imix
愛、誕生、生命を育む、存在、命、母性愛
風
イク Ik
霊、伝える、メッセンジャー、繊細な感性
夜
アクバル Akbal
夢、豊かさ、実現、財運、経済、目標志向
トカゲ
カン Kan
生命の種、気づき、開花、閃き、こだわり
蛇
チクチャン Chicchan
情熱、本能、血、生命力、直観、自制心
死
キミ Cimi
橋渡しの力、カリスマ、死と再生、人脈
シカ
マニク Manik
癒し、理解力、献身、チャンスを掴む力
ウサギ
ラマト Lamat
センス、芸術、美、調和、愛、健康、職人
水
ムルク Muluc
浄化、清める、新しい流れ、改革、使命感
イヌ
オク Oc
厳愛、ハート、家族愛、貢献、正直者
サル
チュエン Chuen
神の子、閃き、高い精神性と知性、奇抜
道
エブ Eb
自由、意志の強さ、こだわり、理念、旅人
コーン
ベン Ben
慈愛、奉仕、社交的、豊かな感受性、教育
ジャガー
イシュ Ix
魔法の力、魅了、永遠、受容性、許す力
ワシ
メン Men
先見性、創造力、見通す力、クールな知性
コンドル
キブ Cib
挑戦、戦う力、打たれ強さ、知性、自問自答
香
カバン Caban
舵取り、言霊、絆、音楽、シンクロニシティ
ナイフ
エツナブ Etznab
永遠、秩序、誠実、自立心、美、映し出す
嵐
カウアク Cauac
強いエネルギー、変容、火、発散力、味覚
祖先
アハウ Ahau
太陽の力、生命、円満、財運、平等

マヤ暦における
トレセーナとは?

マヤの神聖暦は、20のデイサインが13回巡ることで260日を数え、かつ13日のサイクルが20サイン分巡り260日を数える、という循環構造になっています。
この13日のサイクルを「トレセーナ」と呼びます。
毎日の「日(デイサイン)」を担ぐ神々と、「トレセーナ」という13日間を守護する神々が、異なる周期で260日を数えているのが神聖暦です。
古代マヤの人々は、この2つの循環暦を認識しながら毎日を過ごしていました。

マヤ暦における
13ナンバーとは?

マヤ暦を構成する周期のうち、13日で一巡するトレセーナのサイクルを構成する1から13までの各番号(13ナンバー)のそれぞれにも、秘められた意味があります。
この13ナンバーは現代風にアレンジされたマヤ暦占いでは「銀河の音」と解釈され、宇宙から送られてくるエネルギーの波を表しているとされます。また、マヤ文明で用いられていたマヤ数字のうち、1から13までを表す記号をそのシンボルとします。
しかし、本来のマヤ暦占いでは、この13までの数字には全く異なる意味があります。それぞれの番号が表す意味がデイサインと組み合わさることによって、人生について精密に読み解くことができるようになっています。
13種類のそれぞれの記号と、その意味やキーワードを見ていきましょう。
番号
記号
キーワード
1

統合、統一の力、連帯、磁気的力、引きつける
2

二面性、二極的対立への挑戦、再結合、再生
3

行動的、リズム、協力
4

安定性、頑固さ、定義する、計る
5

中心、力を与える、輝きを与える、命令的
6

リズミカルな流れ、生命のバランス、平等
7

神秘的な力、二面性を映す、チューニング、調整
8

共感、思いやり、お互いの調和、正義
9

周期性、忍耐、意図の脈動
10

宣言、顕現する、プロデュースする、生産的
11

解消、解放する、強い意思
12

理解、複合的安定、収束させる、普遍化
13

アセンション、超越、次元を引き上げる宇宙的パワー

マヤ数秘とは?

マヤ暦における13ナンバーの番号は、本来は古代マヤ文明の数秘のことを指しています。数秘とは文字通り数に秘められた意味を表していて、マヤ数秘は1から13までの数によって天地の循環を示します。
このマヤ数秘を読み解くことで、人生の目標や使命を占うことができます。
マヤ数秘のそれぞれの数と、その意味やキーワードを見ていきましょう。
番号
マヤ数秘
キーワード
1
創造の第一
ステップ
創造、起源、統一
2
二元の世界を
造る
二元性、二重性、選択
3
互いを結び
合わせる
協力、振動、結合
4
計測して
定義する
安定、定義、四方位
5
中心を定める
中心、力を与える、シンボル
6
生産する
生産する、流れ、冥界信仰、動き
7
調整する
波の頂上、神秘数、チューニング、エンディング
8
共鳴
始まりと終わり(1+7)、完了数、完全な形、無限大
9
躍動に入る
動き、躍動、忍耐、冥界数、魔法数
10
プロデュースする
宣言、形にする、顕現、両手足
11
エネルギーの解放
知識の変容、解放、天上の香り
12
安定
全体像の認識、安定、収束、度量、許容
13
完成段階
マヤ神聖数、天界数、完成、超越、精神世界

マヤ暦における
ナイトロードとは?

ナイトロードとは「夜の守護者」とも呼ばれる神や女神。暗闇の領域を司っており、人々の無意識、苦しみを克服させる神々です。
誕生日のナイトロードを知ることで、他の誰もが知らない、また理解することのないあなた自身の無意識に潜む人格の一部を理解することができます。
ナイトロード
キーワード

火の神、人と時間の神、人生の創造者、52 年の年の束を祝する新しい火のセレモニー の中央に位置する女神

石と犠牲の神、破壊の神の別人格、罰と人 間の災いに関連する神

若さの主、太陽の神。また水星の象徴。

コーンの主、毛深さの象徴神。

死の神、死者の北の領域、こうもり、クモ

女性守護神、誕生の女神、海洋水の女神

セクシュアルな女神、浄化の神、邪悪と病 からの清めの神、母なる大地の女神

ハートチャクラ、大地の山なる父の化身、神 殿

雨、稲妻、雷の神、光の神。別の側面では豊穣の神、激怒している神。

古代マヤ暦占いにおける
生命樹とは?

私の古代マヤ暦占いでは、デイサインを3×3の9マスに配置した「曼荼羅生命樹」を用います。
曼荼羅(マンダラ)とはインド・チベット密教における悟りの境地や宇宙論、世界観などを幾何学的に描き出した図像のことです。複雑な幾何学模様を描くようにして、数多くの諸仏・尊格が密教の教説に基づいて諸方位に配置されています。
曼荼羅生命樹は、両界曼荼羅と言われる二つの曼荼羅のうち、仏の慈悲を表す胎蔵界曼荼羅に基づいています。それぞれの方角のデイサインはあなたのライフワークを導き出します。
また、生命樹とは、古代マヤの宇宙観に表れる「世界樹」「宇宙樹」「生命樹」という3つの樹木の概念の一つです。これらの「樹」は「宇宙天の川銀河」「天界、地上界、冥界からなる三層の世界」を貫いており、その中でも「生命樹」は「個」を象徴する「生命」の樹です。古代マヤにおける生命樹は「循環、有限性からの解放、真理」を意味します。
マヤ暦占いに用いる「生命樹」はその人の一生を象った図になっています。右下から左上に向かって、蛇が這うように左右に蛇行しながらなぞっていくと、あなたの本質や、人生における運勢や宿命を読み解くことができるのです。


